明日葉の産地の情報や栄養素、効果・効能についてまとめています。

【不老長寿の妙薬】明日葉とは?明日葉の基本情報

明日葉

モロヘイヤとは

名称 明日葉(アシタバ・あしたば)(アラビア語:ملوخية‎; mulūkhīya)
学名:Angelica keiskei
和名:アシタバ
別名:八丈草(ハチジョウソウ)、明日草(あしたぐさ)、明日穂(あしたぼ)
分類 科:セリ科 Apiaceae
属:シシウド属 Angelica
種:アシタバ A. keiskei
原産 日本
特徴 地上の植物では明日葉にのみ含まれるカルコン

産地別の明日葉の特徴

八丈島の明日葉

八丈島で多く栽培される明日葉は「ハチジョウソウ」とも呼ばれていて、背丈は2mほどにもなります。

八丈島の海に近い砂地などに群生している明日葉は、島民にとって昔から薬草として知られており、八丈島の記録書には「飢えをしのぎ精力を増す薬草」と紹介されています。

八丈島の明日葉は青茎系で、赤茎系に比べると苦みが少なく市場評価が高いです。

伊豆大島の明日葉

伊豆大島は1年を通して雨が多く温暖なので明日葉にとって最適な土地です。明日葉の高さは70~80cmほどなのが特徴。

伊豆大島で明日葉のパートナーとして知られているヤシャブシがあります。夏の日差しから明日葉を守り、冬にかけてはヤシャブシの落ち葉が明日葉の肥料となっています。

伊豆大島産の明日葉は赤茎系で、青茎系に比べて寒さに強く苦みがあります。

三浦半島の明日葉

三浦半島は、夏は比較的涼しく冬は温暖な気候です。

三浦半島の明日葉は本土に近いので伊豆大島と同じく赤茎系になります。

明日葉の人気レシピ・おいしい食べ方

天ぷら

明日葉の天ぷら

明日葉を天ぷらにすることで独特なクセを抑えてとても食べやすくなります。サクサクとした天ぷらにすると明日葉の食感が良くなり箸が進みます。明日葉は葉だけでなく茎もおいしいので、丸ごと揚げることで旨みを逃がしません。天つゆでもお塩でもおいしく召し上がることができるでしょう。

材料 (2人前)

  • 明日葉×葉付きの茎3本程度
  • 薄力粉×50g
  • ベーキングパウダー×50g
  • 氷水×75cc

作り方

  1. ボウルに薄力粉・ベーキングパウダー・氷水を入れて天ぷら粉を作る
  2. 天ぷら粉に明日葉の葉の部分を入れて衣を絡ませる
  3. 160~170度に熱した油で揚げて完成

おひたし

明日葉のおひたし

明日葉のおひたしは茹でて作られるので多少苦みが残ります。灰汁が抜けるので強い苦みではありません。明日葉本来のほろ苦さを楽しむことができるでしょう。ヘルシーでさっぱり食べられるおひたしは箸休めにぴったりですね。

材料 (2人前)

  • 明日葉×1束
  • かつおぶし適量
  • めんつゆ(濃縮タイプを水で薄める)適量

作り方

  1. 明日葉をたっぷりのお湯で茹でる
  2. 3cmほどの食べやすい大きさにカット
  3. 器に盛りめんつゆを回しかけ、かつおぶしを振り掛けたら完成

味噌汁

油揚げとあしたばの味噌汁

明日葉に油揚げやしめじを加えたのでボリュームのある味噌汁です。明日葉のほろ苦さは味噌の風味で抑えられていておいしく召し上がることができます。ヘルシーなのに食べごたえと栄養価が抜群です。

材料 (2人前)

  • 油揚げ×1/2枚
  • 明日葉×100g
  • しめじ×60g
  • だし汁×1と1/2カップ
  • みそ×大さじ1と1/2

作り方

  1. 油揚げは熱湯をかけて油抜きする
  2. 明日葉は茹でておく
  3. 油揚げは短冊切り、明日葉は3cmの長さ、しめじを石づきを除いて小房にわける
  4. 鍋にだし汁を入れて煮立たせてから、油揚げを加え、再びに立ちかけたらみそを溶き入れる
  5. しめじと明日葉を加えてひと煮立ちさせたら完成
明日葉の豆知識
明日葉があまり有名でなかった十数年前の話です。

明日葉が群生している伊豆七島ではかつて、明日葉は「雑草」のような存在でした。

石垣や家の裏から明日葉がどんどん生えてくるので栽培する必要もなければ需要もなかったのです。

天ぷらやお浸しとして食卓に並ぶものの、その存在は薄く慎ましやかに並んでいたとのこと。

それほど島の人には身近な存在であった明日葉が、今では貴重で高い栄養価が認められ、青汁としてかなり流通されるようになったのですね。

明日葉の名前の由来

明日葉はとても生命力が強い植物で、「今日葉を摘んでも明日にはもう新しい芽を出す」ということから「明日葉」の名称がついたものとされています。

実際に1日2日で新芽が出ることはありませんが、3月~5月ごろには1週間前後で新芽が出てきます。

江戸時代以前には「アシタグサ」「アイタグサ」などとも呼ばれていました。

明日葉の旬・収穫時期

明日葉の旬・収穫の時期は3月から5月となっています。秋収穫の場合は10~11月にも旬を迎えます。

最も新芽を出すのがこの時期です。

生の明日葉を手に入れるには?

明日葉は年間を通して流通しています。比較的多く出回るのは旬が始まる3月ごろです。

八丈島などが産地のため東京都産が全体の90%を占めています。

旬の時期には東京近郊のスーパーや青果店はもちろん、全国の店舗でも目にすることができるでしょう。

さらに明日葉の苗を購入して育てる方法もあります。

植え替え時期は春と秋で、半年ほどで新芽を食べることができます。