妊婦
妊娠したことがわかったときは今までにないくらい嬉しいし、身体をよく気遣うようになりますよね。そうして気を使っていても起こりやすくなってしまう便秘。

実は、妊婦さんの約70%以上が便秘で悩んでいます。

便秘だと・・・
  • 便がかたく出にくい。
  • 小さいのがコロコロしたような便になっている。
  • 出し切った感じがせずまだ近くにあるような残便感が残る。
  • お腹が張って苦しい。気持ち悪い。
  • 4・5日以上お通じが来ない

このような症状が出ていたら、あなたの便秘も妊娠によるものかもしれません。いち早く解消法を知り、できるだけ身体に負担をかけないような妊婦生活を目指しましょう。

安心で即効性のある便秘解消法

妊婦
ただの便秘なら、すぐにでも薬を飲んで解消できるかもしれません。しかし、お腹に赤ちゃんがいては話は別です。

「赤ちゃんに影響がありそう」
「妊娠中は薬を避けたい」

心配になりますし、妊娠中はできるだけ薬には頼りたくないですよね。妊娠中の便秘の解消に一番安心で効率が良いのが「水分補給」です。

水分補給でむくまない?
妊娠中は水分を取れば「むくんでしまう」とお考えの方もいますが、反対です。

水分を取らない方がむくみやすくなりますし、排泄をこまめにいかないことが原因ですのでしっかりと水分を取ってください。

特に妊婦さんは赤ちゃんにどんどん水分を取られています。そのため水分不足の状態になりやすくなっていて、便が硬くなりやすい。つまり便秘になりやすくなっています。

妊婦の便秘を即効で解消する!水分補給の仕方3か条

水分補給
便秘の解消には「水分補給」が一番の鍵になります。そして、さらに大事なのが水の飲み方・タイミングです。

  • 朝起きて歯を磨く。口の中の菌や汚れを落とし体内に入るものを清潔な状態にしておく。
  • お白湯を最低コップ1杯朝一に飲む。胃が温かくなる感じがベストです。暑すぎるものは避けましょう。
  • 午前中のうちに、数回に分けて出来るだけ多くの水分を摂取する。

意外とシンプルですが、かなりの効果が期待できます。

なぜ午前中に飲むの?
午前中は内臓の動きが活発な時間です。もちろん腸の機能も活発なので、排泄機能が高くなっています。

この時間に水分をとって排泄機能を活発にしておいて、便秘を改善するということですね。

スポーツをする時もウォーミングアップや準備体操をしますよね。内臓も同じようにウォーミングアップが必要になるのです。

起きた後すぐに温かい水分を摂取することで、内臓を温めます。これが内臓のウォーミングアップになります。このウォーミングアップをすると腸のぜん動運動が活発になり排泄が促進されるので、便秘解消が期待できるのですね。

妊娠中便秘で悩まないための身体づくり

妊婦
便秘になるたびに即効性のある方法を探すのも一つの手です。しかし、元の原因から解決しなければなかなか本当の意味で解消はできません。

また、妊娠6カ月を過ぎるあたりからお腹が大きくなってきます。そうなると今よりも腸が圧迫され、さらにひどい便秘になってしまう方もいますので、日頃から便秘になりにくい身体作りが大切になります。

とは言っても、妊娠中は常に赤ちゃんへの影響も考えておかなければなりません。

妊婦の便秘解消には、赤ちゃんと母体を大事にしながらも安心して出来る方法がいくつかあります。便秘になりにくい身体作りの仕方を覚えて、妊娠生活を便秘で悩む事無く過ごせるようにしていきましょう。

適度な運動をする

妊娠するとやはり運動不足になりがちです。安静にしてなきゃいけないと思い、なかなか動かなくなってしまいます。

しかし、妊婦さんといえど適度な運動は必要です。体に負担をかけない程度に継続できるものが最適です。

特におすすめなのがウォーキングなど、骨盤周りの筋肉を動かす運動です。骨盤周りの筋肉を動かしておくのも妊婦さんには良いですし、さらに腸のぜん動運動が促されるので便秘にも効果的です。妊娠の時期に合わせて適切なエクササイズを確認できる動画もありますので参考にしてみてください。(全5回)

身体を温める・冷やさない

足湯
身体を温めることによって内臓の動きもよくなります。代謝も上がって血液循環もよくなるので半身浴などがおすすめです。

半身浴が難しければ、足湯も効果があります。温めるのと同時に、体を冷さないように腹巻などで寒さ対策も忘れないようにしましょう。

便秘解消に良い食べ物を選ぶ

妊娠中はつわりがあり、バランスよく食事をとることが出来ないこともあります。

そうなると、どうしても栄養が偏りがちになって便秘を引き起こします。無理せず食べれるものを見つけて、バランスも考えながら食べるようにすることが大切です。便秘に限って言えば、便秘解消に効果的な食べ物を食べるようにしていくことも大切になります。

便秘解消に効果的な食べ物

便秘解消にいい食べ物

はちみつ

はちみつのオリゴ糖、グルコン酸という成分が腸の善玉菌を増やして腸内環境を整えます。さらに、ストレスにもよく栄養価に高いので、つわりの時期に摂取するのは非常におすすめです。

ただカロリーが高めではありますので妊娠中の取りすぎには注意しましょう。

妊娠中にはちみつを食べてもいいの?
妊娠中にはちみつを食べても、妊婦・胎児にはまったく悪影響はありません。

気をつけなければならないのは1歳未満の乳児で、1歳になるまでは絶対にはちみつを食べさせてはいけません。乳児ボツリヌス菌にかかり、死に至ることもあります。

ヨーグルト

乳酸菌のチカラで腸内環境を整え、腸のぜん動運動が活発になります。食後に食べることでより効果が期待できます。

Point
乳酸菌は遺産に弱いため胃酸に負けてしまいがちです。胃液が薄くなっている食後に取ることによってしっかりと乳酸菌を腸まで届けることが出来ます。
納豆、きな粉

便秘解消に欠かせない食物繊維が豊富に含まれています。さらに、オリゴ糖や納豆菌など腸の善玉菌のエサになるものも含まれているのでWの効果が期待できます。

大豆イソフラボンの摂取量には注意しましょう。大豆イソフラボンの摂取量は1日70㎎です。

卵胞ホルモンのエストロゲンが増加してしまうためホルモンバランスを崩してしまい、赤ちゃんに影響を及ぼす恐れがあります。1日1パックまでにしておくのが無難です。

主な食品の大豆イソフラボンの含有量
  • 調整豆乳200g:約41㎎
  • 木綿豆腐1丁300g:約84㎎
  • 絹ごし豆腐1丁300g:約76㎎
  • 納豆1パック45g:約36㎎
  • きな粉大匙2:約19㎎
  • 味噌汁1杯:約6㎎

水分補給を十分にする

水分補給
水分補給は一番即効性がある便秘の対象法です。しかしそれだけでなく、日頃から水分を多めに取るように心がけておくことで便秘予防をすることもできます。

脱水症状に注意
  • 便が硬い
  • コロコロしている
  • 口が乾く

思い当たったら要注意です。脱水症状のサインかもしれません。妊娠中は水分が不足しがちになるので、水分補給を意識的にするように心がけましょう。ちなみに水分補給は便秘予防だけでなく、赤ちゃんの体を守ることにもつながります。

水分補給と赤ちゃんの健康
赤ちゃんはお腹の中で羊水に包まれています。母体がしっかりと水分補給をしていると、羊水が綺麗な状態に保たれます。そうすることで、赤ちゃんがアトピーをもって生まれるリスクを減らすことができます。

妊娠中におすすめの飲み物

妊娠中に水分補給は、妊婦・胎児にとってとても大事なことはわかりました。こまめに水分をとって、脱水症状にならないようにするのが大切なのですね。

しかし、水分の取り方はたくさんあります。なにを飲んで水分を補給するのがいいのか。。。おすすめの飲み物、NGな飲み物を具体例を挙げて解説していきます。

妊娠中の水分補給の鉄則は?
  • 便秘を解消しやすい硬水がGood
  • 青汁、麦茶、ルイボスティ、タンポポ茶、柚子茶、ローズヒップなどを硬水で作ればBest
  • NGなもの
    カフェイン飲料、コーヒー、紅茶、ほうじ茶、抹茶、アルコール等

便秘解消に最適な硬水ですが、注意点もいくつかあります。硬水は便秘解消に最適ですが、合わない人は下痢になってしまうこともあります。つわりがひどい人は硬水が合わない可能性が高いので、軟水(クリスタルガイザー・ボルビック・富士の天然水など)を選んでおきましょう。

硬水とは
「硬度が高い水」=「ミネラルが多い水」のことです。カルシウムやマグネシウムなどの金属イオンが多く含まれています。便秘解消に最適な水です。

硬水の商品:コントレックス・エビアンなど
(ウォーターサーバーでは取り扱いがありません。)

硬水・軟水に関しては体との相性にもよるので、体と相談しながら自分で判断するようにしましょう。

  • つわりがひどい・硬水が合うか心配→軟水
  • 便秘がひどい→硬水

このような選び方がおすすめです。

青汁、麦茶、ルイボスティ、タンポポ茶、柚子茶、ローズヒップなどを硬水で作ればBest

このようにありましたが、実はこの中でも特におすすめなのが青汁です。青汁には便秘を解消するために欠かせない「食物繊維」が豊富に含まれています。

さらに妊婦さんが取るべき栄養素が含まれているというメリットも見逃してはいけません。妊婦さんが積極的に取りたい「鉄分」「カルシウム」「葉酸」「ビタミンC」をとる一番簡単な方法が「青汁を飲むこと」です。

妊婦さんにも安心・おすすめの青汁特集はこちら

妊婦さんに欠かせない栄養素の役割
  • 鉄分
    貧血予防にもなり、血液の味量になります。
  • カルシウム
    歯や骨を作ったり強化するもとになります。
  • 葉酸
    胎児の神経系や脳の発達に大切な役割をもち妊婦の貧血防止にも効果があります。
  • ビタミンC
    免疫力を高めてくれるとともに鉄分の吸収を高めてくれストレスをやわらげるといった効果もあります。

薬なし-妊娠中の便秘対策まとめ

  • 朝起きたら口の中をきれいにして水を飲む
  • 午前中のうちに水を飲んで内臓のアップ
    硬水→便秘がひどい人
    軟水→つわりがひどい・硬水が心配な人
  • できれば青汁を飲む

妊婦さんにも安心・おすすめの青汁特集はこちら

何をやっても効果がでなかったら

  • お腹が張って苦しい
  • 吐き気や腹痛がひどい

そんな時は必ず担当の産婦人科の先生に相談してください。妊婦さんでも飲める便秘薬を処方してくれます。

とはいえ、食事のバランスを保とうとしたり、水分補給を積極的にしていくことも大切です。ストレスにならない範囲で実践して、母体と胎児の健康を守っていきましょう。